前回のおさらい
・ACE SPECは1枚だけ入れてもいい。


さて、デッキビルドの方針も固まってきたし、早速次に行ってみましょう。サポートの枠を弄るぞ。


■サポート 12
3ハマナのリサーチ
3N
2グズマ
2アララギはかせ
1ポケモンコレクター
1オカルトマニア



はい。毎度お馴染みサーナイトミカルゲデッキのサポート枠です。スタンダードにいないカードは「ハマナのリサーチ」「アララギはかせ」「ポケモンコレクター」ですね。アララギ博士は知っているカードです。プラターヌ博士と同じテキストをしていて、同時にデッキに入れることができないやつですね。つまりここはプラターヌ博士で良い。


まずは「ハマナのリサーチ」について。まずややこしいのがサポーターという名称。他にもいくつか、発売弾によって名称が変更されたものがあるようなので、まとめました。


・現在の名称「サポート」=LEGEND・DP・DPtシリーズでの名称「サポーター」
・現在の名称「グッズ」=DP・DPtシリーズでの名称「トレーナー」
・現在の名称「トレーナーズ」=LEGENDシリーズでの名称「トレーナー」=DP・DPtシリーズでの名称「トレーナーのカード」


特にトレーナーという名称が発売時期によって違うので、気をつけないといけないですね。ややこしい。


で、ハマナのリサーチですが、


自分の山札から、「たねポケモン」または「基本エネルギー」を合計2枚まで選び、相手プレイヤーに見せてから、手札に加える。その後、山札を切る。


というテキストのサポートカードです。つまりポケモンだいすきクラブの完全上位互換。序盤に打てばだいすきクラブ、終盤にきてもはかせのてがみだからそこまで腐らない偉いカード、とのこと。ちなみに山札からの基本エネルギーサーチにはダイゴというカードがありますが、ダイゴはサポートサーチなのでちょっと機能が違いますね。さて、基本エネルギーをサーチできるというのは、基本エネで動くメタグロスデッキにおいても有用な感じがあります。とはいえサーナイトと違い基本エネを2枚サーチしたところで1枚余るし、基本エネが欲しい場面でもう1枚にたねポケモンを持ってくるのも微妙な感じです。そもそもたねポケモンサーチならばアズサという強いカードがあるので、EXポケモンを採用しないメタグロスデッキではアズサの方が強い気がする。採用は見送り。


続いて、「ポケモンコレクター」。このカードはなにやら強力なカードとして各所で紹介されているカードでした。テキストは次の通り。


自分の山札のたねポケモンを3枚まで、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。


なるほど納得、アズサの完全上位互換です。手札に加えるので、シェイミEXのような場に出したときに発動する特性のポケモンも持ってこられるし、EXの制限もないし、いらないたねポケモン持ってきてハイボのコストにもできる。これは強い。とりあえず採用していいと思う。あと偶然にもストレージから2枚拾えたので即採用しました。


ところで、ストレージから拾えた強そうなサポートカードが他にも何枚かありまして、それぞれ殿堂レギュのカードについて紹介しているサイトなどで強いよって言われているカードなのですが、せっかくなのでそれらも検討してみましょうか。


まず1枚目は「オーキドはかせの新理論」です。テキストは、


自分の手札をすべて山札にもどし、山札を切る。その後、山札からカードを6枚引く。


となっていて、つまり「サナ」の上位互換です。つい先日発表された「シロナ」がこれと同じテキストをしていますね。手札を山に戻しつつ6枚引けるので、Nと比較されていることも多いと思います。メタグロスデッキにはNが採用してあります。サナではなくNを採用したのは、初手で6枚引けることと、相手の手札に干渉できることを評価したからです。この点、新理論は常に6枚ドローできるので、5枚目以降のプラターヌの代用としての機能を重視するならば、Nよりも強力だと言えます。しかし、相手の手札を流す、というNの持つ強力な効果を新理論は持たないため、新理論は単なるドローソースに過ぎない、とも言えます。6ドローと手札干渉を天秤にかけると、やはり手札干渉できるNの方が強いと思うので、新理論は不採用です。


ちなみに、新理論と同様に手札を山に戻せる大量ドローカードとして、BWの強力なサポートで「アクロマ」というカードがあります。これは


自分の手札をすべて山札にもどし、山札を切る。その後、おたがいのベンチポケモンの数ぶん、自分の山札を引く。
[プラズマ団]



というもので、自分のベンチを5枚以上広げていればサナ以上の効果を得られるカードです。スカイフィールド込ならば最大16枚ドローという馬鹿げたテキスト。殿堂環境で相手がどのくらいベンチを広げてくれるのかわからないですが、たね切れというルールがある以上、少なくとも1枚は置いてくれることと想定して、こちらメタグロスデッキは初手テテフ+アズサポケモンコレクターで4体は並べることを考えると、だいたい5枚ドロー程度の効果は果たしてくれるように思われます。アクロマがNより強いかどうかは、ある程度試合をしてみないと分からないと思うので、今回は保留とします(あとまだ拾えていないので)。


次は「ふたごちゃん」というカードです。わかりやすい壊れ性能を感じるテキストがこちら。


このカードは、自分のサイドの残り枚数が、相手のサイドの残り枚数より多いときにしか使えない。自分の山札の好きなカードを2枚、手札に加える。そして山札を切る。


はい強い。効果は「センパイとコウハイ」に同じで、使用条件が「エリートトレーナー」と同じになっています。任意のカード2枚サーチという効果が強いのは自明として、使用条件がかなり緩くなっているように感じられます。メタグロスデッキにはセンパイとコウハイが採用されていますので、検証してみましょう。


まず、センパイとコウハイの採用理由ですが、元々はフウロでした。2ターン目にふしぎなアメをサーチしてメタグロスを立てるためのカードですね。ところが1ターン目にはアロコンがみちしるべを使うパターンが多く、アロコンがその返しに落とされることも多いので、発動条件を満たしていてアメをサーチしながら更にもう1枚好きなカードを持ってこれるセンパイコウハイへと変わりました。アロコンを落としてくれないパターンも少なくないので、一概にセンパイコウハイが上位互換だとは言えませんが、メインで想定する場面はここになるかと思います。この場面に限定すると、センパイコウハイが使えるのにふたごちゃんが使えないということはありえません。その上、その次のターンにメタグロスが1体しか立たなかったからワザを打たずにターンを渡した、という場面を考えると、メタグロスはそう簡単に死なないのでサイド差負けている状況ながら前のターンに誰も気絶してないので、センパイとコウハイが使えない、しかしふたごちゃんはサーチャーから連打できる、という状況が簡単に想像できます。中盤以降の盤面ではセンパイとコウハイじゃないと使えない、という場面も想定できそうですが、結局実戦を重ねないと判断がつかないように思えます。ならば、ふたごちゃんを採用してみて、ダメだったらセンパイとコウハイに戻せばいいと考えました。


アズサ2 ⇨ ポケモンコレクター2
センパイとコウハイ1 ⇨ ふたごちゃん1
(保留:アクロマ)



次はついにポケモン編です。しんどそうだなあ。


⇨第4話:ポケパワーにポケボディー
http://autumncard.diarynote.jp/201710292248412159/

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